statement:ダンサーを記録する
2020-2021
ーダンサーのダンスを、ダンサー自身が踊りと言葉で語り、語られるためにー
プロジェクト「statement:ダンサーを記録する 2020-2021」とは?
公には声を聞く機会の少ないダンサー個人の言葉や語り。
ここでは、それらを多視点で書き出した冊子を公募で集まったプロジェクトメンバーと共に制作します。
ダンサーと記録者、2つの立場を募集しました。
プロジェクトの最後には、
ダンサーが自身の言葉で自身のダンスを書き出したダンサーステイトメント、
ダンサーその人やダンスそのものを記録しようと試みたさまざまな媒体の記録物を、一冊の本にします。
それは、プロジェクトメンバーそれぞれの視点と手つきで
〈ダンス〉と向き合ってきた時間を綴じることと言えるでしょう。
プロジェクトメンバー
ダンサー:五十嵐 香里、桂 勘、村上 和司
記録者:奥田 ケン、仙波 晃典、土居 大記、宮崎 淳子
ベースメンバー
プロジェクトのドラマトゥルク:渡辺 美帆子
冊子のデザイン:遠藤 リョウノスケ
主催と編集:川瀬 亜衣
「京都芸術センター Co-program2020 カテゴリーC(共同実験)」採択企画
冊子制作
2021年2月〜2021年9月 原稿作成
2021年10月〜2021年12月 デザイン・印刷・製本
「statement:ダンサーを記録する 2020-2021 ワークインプログレス Performance & Exhibition」の振り返りから初め、それぞれダンサーステイトメントや記録物の初稿を作成。3名ひと組のグループに分かれ、それぞれの原稿に対して感想伝え質問をしあう共同編集を行ない、幾たびも話し合いながら冊子制作を行なった。なお、冊子全編デザインからページ組みや紙のディレクションまで、遠藤リョウノスケが主軸となって創作している。原稿単位での編集には執筆者を交えて、本全体の編集は川瀬亜衣が行なった。巻末には、ベースメンバー(川瀬亜衣、遠藤リョウノスケ、渡辺美帆子)によるレポートや、プロジェクトに関わった方へのインタビュー、プロジェクト初年からを振り返る年表が掲載されている。